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ALOHA!ハートバランス・コラム

ハワイ在住のウエルネス・カウンセラーMakikoのハートバランス・コラム

EP08 カリフォルニア大学 ルームメイト編

カリフォルニアの大学時代の寮生活で今でも覚えている出来事は、ルームメイトが韓国人だった時です。彼女は私の二人目のルームメイトでした。
私よりもだいぶ年上だった彼女はもの静かで真面目で、お互いに気遣い合うことができたので一緒に住みやすい、とってもナイスなルームメイトさんでした。 だけど一つだけ合意できなかった事があります。それは私と彼女で共有していたトイレの使い方。

ある日私がトイレに入ると気付いたのは、トイレの中にあるゴミ箱が使用済みのトイレットペーパーで一杯。 どうやら彼女は、使ったトイレットペーパーをトイレに流さずに、ゴミ箱に捨てている様でした。

見た目も臭いも気になった私は彼女に、“何故流さないの?”と問いかけたところ、 彼女曰く“韓国では下水道関係がそこまで発達していないから、余分なものはなるべくトイレにも流さないようにする習慣があるんだよ”と言われました。

それぞれの国に違う習慣があるのは当たり前だし、文化の違いは理解し、受け入れるのが大事だとは分かっていたけれど、やっぱり衛生上気になった私は、 “アメリカではトイレットぺ?パーは水に流す習慣だし、詰まったりしないから大丈夫だよ。韓国ではそうしてなくて慣れないかもしれないけどこれからは流してもらえるかな?”と彼女に相談。
彼女は納得してくれてそれからは流してくれるようになりました。
分かってくれた彼女に感謝です。

私と彼女は何かあった時にきちんと話が出来たし、他にもめ事もなかったので穏やかなルームシェア生活を送ることができました。 しかし寮生の中には、人によって本当に耐えられないような生活習慣の違いや文化の違いで悩んでいる友達も沢山いました。

・静かに宿題をしていても平気で大音量の音楽を聴くルームメイト
・毎日人を呼び込んでパーティをするルームメイト
・物がなくなる。。。信用の出来ないルームメイト
・ドラッグをやっているルームメイト
・とにかく汚いルームメイト
・配慮のないルームメイト
・何を言っても何も気にしてくれないルームメイト

ルームメイトとは言っても元は赤の他人ですし、一緒に生活を共にするとなるとやはり難しいこともでてきます。 ただでさえ人と住むのは難しいのにその上、文化と言語の違いもありコミュニケーションがうまくとれないと、どんどんストレスはたまって行きます。
そんな時は我慢せずにソリューションを見つけて行く事が必要です。

・このままのルームメイトを自分は受け入れられるか?
・自分にとって譲れない生活のクオリティは何か?
・このままの状態でそのクオリティを得ることはできるか?
・できないのならばどうしたらいいのか?
・クオリティをギブアップするのか?
・状況に変化が必要ならばその変化はどうしたら起きるのか?
・自分で取れる行動はあるか?
・自分の中の意識を変える必要はあるか?

などの質問を自分に問いかけ、自分が欲しい状況を自分自身で作り上げていく必要があります。

・ルームメイトと向き合って話し合うのか
・ルームメイトとの違いを理解して状況を良しとして受け入れるのか
・寮のアドバイザーに頼んでルームメイトを変えてもらうのか
・寮を出るのか

方法はいくつかあるでしょう。
基本的に、誰であっても他の人の言動や行動を無理に変える事は出来ませんし、相手を変えたいと思う事はエネルギーの無駄に近いものがあります。 これはどんな人間関係でも言える事です。 勿論、その人と向き合って話し合う事によって相手が自分から変わりたいと思う気持ちになれば、変化を起こす事可能です。 しかし、それは50:50のチャンスです。50%の確立で自分の望むようにはならないということを理解した上で、自分がこれから取る行動を考えて行きましょう。
快適な寮生活は、学生生活を送る上でとても大切な事です。自分の心が満足できる様、自分が何を望んでいるのかを問いかけ、考えて行動してみて下さい。

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